「家電リサイクル―料金、回収方法、リサイクル券とは?」



使い捨てからリサイクルの時代になっている今、粗大ゴミとなってきた家電製品も対象となっています。家電リサイクルの方法や料金、問題点についてご紹介します。


家電リサイクルは、粗大ゴミとして廃棄されていた物を、資源として有効利用するための、家電リサイクル法で定められている取り組みです。

リサイクルの対象となる家電は、エアコン(壁掛け型セパレートタイプ、床置き型セパレートタイプ、ウィンドウタイプ)、ブラウン管式テレビ、冷蔵庫と冷凍庫(ワインセラーも含む)、洗濯機(全自動洗濯機、2槽式洗濯機、ホームランドリー)です。

家電リサイクルは、基本的に2つのパターンがあります。

1つは、個人消費者が各家電販売店に引き取り(回収)を依頼する方法です。各販売店に具体的な申し込み方法を確認する必要があります。例えば、製品を自分で持ち込めば、「リサイクル料金+運搬料金」をその場で払えば済む方法もあれば、販売店のウェブショッピング利用時に回収を申し込み、「リサイクル料金+訪問回収費用+運搬費用」を払う方法もあります。また、店頭で回収を依頼し、後日販売店から送られてくる支払い用紙で「リサイクル料金+運搬料金」を指定機関で支払い、「エコゆうパックの伝票」が届いたら、郵便局に自宅まで取りに来てもらうか、自分で郵便局まで運ぶ…という少々ややこしい方法もあります。

ヤマダ電機、コジマ電気、ヨドバシカメラ、ベスト電器、ビックカメラ、ケーズデンキなどそれぞれホームページを持っていますが、リサイクル料金や方法について詳しく載せているところもあれば、そうでないところもありますので、店舗に直接確認するのが良いでしょう。

もう1つは、個人消費者が「リサイクル券」を郵便局で購入し、処分場や業者に運搬や回収を依頼する方法です。

リサイクル料金は、エアコン:3675円、テレビ:2835円、冷蔵庫・冷凍庫:4830円、洗濯機:2520円が目安です。

家電リサイクルにとって一番の問題となっているのは、「不法投棄」です。家電リサイクル対象製品は、商品購入時にリサイクル料金が含まれておらず、廃棄したい時に「リサイクル券」を購入するなどしてリサイクル料金を払います。この「後払いシステム」が不法投棄を招いていると言えます。

家電リサイクルが廃棄物処理問題への取り組みである以上、今後も活発な動きが見られそうです。